フットボールアワーのコンビ格差とモラハラについて

「ブス!」「ハゲ!」「お前みたいなもんが!」

フット後藤の「ハゲとるだけやないかー(ボカッ!)」はモラハラじゃネーノか?!

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フットボールアワーは、2013年以降、後藤をピンのMCとして売り出し、岩尾は後藤のバーター、という格差コンビになりました。なぜ格差ができたかと言えば、後藤がピンで売れ始めた途端「二人で一人は終わった!」と宣言し、一切コンビの絡みを拒絶したからです。コンビMCのチャンスをもらっても無視して自分一人で進行し、コンビで売れることを許しませんでした。

お前なんか要らない!一つもいいところがない!何のためにいるかわからない!誰もお前になんか興味ないんだから喋るな!など(ボケに喋るなというツッコミ。)、存在を否定する言葉に岩尾も萎縮してしまい、「オレ様はピンのMCだ!お前をバーターに使ってやるぞ!」という上下関係に持ち込まれてしまいました。

ただ、後藤がコンビのために何をやったかと言えば、この人、何もやってないんです。ひな壇で頑張ったことのみ声高に主張しますが、それは他人とやった仕事です。これまでネタを作ったのも、ネタ番組で頑張ったのも岩尾だし、ラジオ、営業でのトーク、ライブの準備、M-1の審査員などやりたくない仕事は全部丸投げです。

何よりツッコミの仕事をやってない。他人には笑顔でツッコめるのに、相方がボケても皮肉を言ったり、イライラ吐き捨てて終わりです。岩尾は必死で話題を探したと思いますが、以前は喜んでくれた話を無視されて、トークライブではOKだった話をテレビでは滑らされ、呆然としていました。「もっと頑張れよ!」と説教をしていましたが、頑張ってないのは後藤です。>

なぜ岩尾だけに敵意を向けるのか。前の相方、天満さんも「お前はできん奴や!」と叱られ続け、自信を失って数年で解散していますが、モラル・ハラスメントだと思います。(精神的嫌がらせ)

前の相方さんもうつ状態になり、前の彼女も耐えられなくなって実家に帰ったそうですが、岩尾は歩いていたら突然涙があふれ出て止まらなくなり道端に座り込んで一人で号泣したそうです。今更気づいても手遅れですが、何とか解決したくて、ファン歴長い人たちからの情報を元に書きました。

 


モラハラの目的

オレ様は上の立場の人間。パートナーは格下の人間だと相手や周囲の人に思わせること。(=①劣った人間だから粗末な扱いを受けて当然(ストレス解消)、②発言権はない黙って従え(支配)、③落ちぶれて当然(失脚))

モラハラの原因

モラハラの原因は父親が母親を暴力や暴言で支配する関係を見て育っていることだそうです。(+過保護な母親+本人の遺伝的傾向)。脳の成長期に強い不安を感じると、親の怒りを素早く察知できるように不安や危険を判断する部分(※扁桃体)が発達する。そのためちょっとしたことでも不快感を感じてイライラし、同じように身近な人を傷つけてストレス解消するようになる(負の連鎖)。

後藤さんもお父さんの反応に怯えていた、子供の頃はお父さんみたいになりたくなかったのに、大人になったらそっくりな暴言を吐くようになってしまったと話していました。若手時代はみんなを見下し、「絶対自分より上だと認めないという感じのひどい態度」だったそうです。ケンコバさんが「いつかしめてやろうと思った!」と話していましたが、それは治ったわけではなく、見下す対象を身近な一人に絞ったのがモラル・ハラスメントです。「被害者は『スケープゴート』(身代わりの犠牲者)として選ばれ」、馬鹿にされイライラをぶつけられる、優越感を支えるためのサンドバッグ役となります。

ターゲットは離れられない関係にある身近な人。大抵はパートナー。もしくは職場で「どういう形であれ加害者の邪魔になってしまった人」から選ばれる。(後藤さんの場合は両方の目的が混在してると思う。)


(前提)
幼児は親から嫌われたり関心を持ってもらえないと死んでしまう。→拒絶・無関心と死の恐怖が結びついて記憶される→人から否定される不安に弱く、些細なことでキレたり抑うつ状態に陥る。

1.(パートナーを支配するモラハラ
後藤さんもガラスのハートで人から『批判』されるとものすごく落ち込むと言っています。拒絶=死なので他人には嫌われないよう明るく饒舌ないい人を演じますが、身内にはちょっとの『反論』も許せない。威圧したり馬鹿にし続けて逆らわれない支配関係を作る。

2.(職場で邪魔者を失脚させるモラハラ
『無関心』=死なので、注目されスゴイねと言われることに命がけになる。自分にない能力を持った人に近づき利用しますが、邪魔になった時、ダメ人間のように扱って評価を貶し失脚させる。相手が自分より注目されたり褒められて優位に立った時。もう利用価値がないと思った時。(恩を仇で返す)。

自己愛性人格(=モラハラをする人)

自己愛を満たす=賞賛を得ることにしか関心がない人。自分自身の価値が人より上か下かと、人からの評価に支えられている。


※長いので支配のモラハラ(手順)と職場のモラハラ(理由)を分けて書きます。

 


職場のモラル・ハラスメント

邪魔になった人を劣った人間に仕立てあげる

彼らは変質的なコミュニケーションで、相手がおとっていると、周りにも本人にも思わせようとします。その目的は、相手から「自信を失わせる」ことです。相手を精神的に追いつめれば支配が容易になるからです。加害者は相手を認めない態度をとります。「おまえは駄目だ」と思わせるようなことを繰り返し言って、相手の長所を認めず、最後には自分でも駄目な人間だと相手に思わせるのです。

人々はモラハラの被害者のことを「弱いからだ」「その人間に何かが欠けているからだ」と考えます。しかし、事実は反対です。被害者は加害者が持っていなくて、自分のものにしたいと思っているものを持っています。だからこそ、被害者に選ばれたのです。

天満はともかく、岩尾はプライドの高い後藤が生まれて初めて自分からアプローチしてまで手に入れた相方です。モラハラをする人は、賞賛や特別扱いされる上の立場を得ることに命がけになりますが、(扁桃体が「関心を持たれなくなったら死ぬぞ」と不安を煽っているため)脳のしくみ上欠けている能力があり、それを埋めてくれる人を探して利用する。

扁桃体は不安・不快感=危険・敵を察知して攻撃するか身を守るかを選択する器官なので、攻撃→粗探しをしていじるという意味でのツッコミ、防御→落ち着き払った態度で論点をずらすいじられ芸に力を発揮しましたが(攻撃と身を守るための頭の回転が早い)、代わりに前頭葉の働きが弱く、考える力や個性、独創性・クリエイティブな能力が劣るという特徴があります。だからエレキグラム(前のコンビ)は売れなかったし、賞レースを勝ち抜くために岩尾のキャラや能力に目をつけたんだと思う。


今は見下して萎縮させていますが、ネタ番組が多かった時期、特にM-1優勝までの「注目されるため岩尾が利益を与える関係」の間は上の立場として扱い、ものすごく気を遣っていました。情緒不安定で些細なことで『不安』を訴え、「岩尾に捨てられるかもしれない!」と言って泣き出したり、「お前がいなくなったらどうやって生きていけばいいかわからない」とぼやいたり、「二人で一人だコンビに還元しろ!」と脅したり、「俺が髪を切ったのに気づいてくれなかった!お前は人に『無関心』で冷たい人間だ!」と怒り出し、岩尾は「大丈夫だから、ちゃんと見てるから」と母親のようにたしなめていました。

フットボールアワーは岩尾主導で動いてすぐに売れた。二人は一見仲が良く、天満の時とは全く違う態度にきっといいコンビになれるとファンは喜びました。


しかし、どうしてその被害者でなければならなかったのでしょう?選ばれたのは、まず加害者の側にいたからであり、どういう形であれ加害者の邪魔になってしまったからです。この支配関係のなかで逆説的なのは、加害者が相手の力を恐れるほど支配力を強めていくということです。相手が誰かにほめられたりして、自分よりも優位に立ったと感じると、加害者はいっそう激しく相手を批判します。

勝ち負けを競う競争相手とみなされてしまうと「攻撃的な傾向やさげすむような態度」などが向けられるようになります。自分を支えてくれる人に対してすらそういう関係になりがちなので、油断は禁物です。注意深く。常に「勝ち負け、優劣を競うような関係」にならないように注意してください。


でも岩尾が先に売れて『注目』されてしまった時、後藤は『関心』を持たれないストレスから楽屋で寝こむようになり(抑うつ状態)、「いつか落ちぶれて芸能界を去って普通のおっさんになったお前のところへ成功した自分が何度も何度も押しかけて笑いものにするのが夢だ!」と言い出し関係が急変しました。

(理想化→脱価値化。利益を与える間は手放しで賞賛→不利益を与えた不快感が勝ると良い所が一つもないかのような全否定の対象になる。得→損、快→不快、味方→敵、上→下、依存→支配と人間関係が180度変わる。)

楽屋での仲間はずれ、全否定の会話、「お前みたいなもんが!」が始まったのも、岩尾さんがずっと怒られていて何かおかしいという目撃談が出始めたのも全部同じ時期からです。岩尾は一番の味方から一番の敵に転落してしまった。

 

説教をしてダメな人に見せる

2006年頃から後輩たちの間で岩尾さんが吐きそうな位叱られていると噂が上がるようになった。舞台やテレビでも説教タイムが始まり、岩尾が「仕事がしづらいから本当に言いたいことがあるなら楽屋で言って欲しい。」とお願いしましたが、後藤は無視。オフの説教をオンに持ち込みました。ファンじゃない人も、オンオフ切り替えて面白いやり取りを見せてくれるのがプロなのに、と言っていましたが、「相手をダメな人間に見せて仕事をやりづらくさせること」が目的だそうです。(10年前の失敗談を蒸し返したり、監視や尾行してまでネタを探し、人前で馬鹿にして評価を貶す。)

 

相手の能力を活かさない

当時の対談で岩尾が「急に仕事がやりづらくなった、後藤が自分でボケたがる。コンビの掛け合いをやめた」と話しています。後藤は「岩尾が淡々と面白いことを言うのがダウンタウンの松本さんみたいでいいなと思ってコンビを組んだ」と言っていました。ネタを作らせるためおだてただけかもしれないけど、本当にボケの座を譲ったのだから、他人の間は何か上だと思うところがあってコンビを組んだのだと思う。はじめは岩尾が気の利いたボケをすると「俺の相方やぞ~!」と自慢していましたが(共感)、相方が評価されることを喜べなくなった後藤は、岩尾を馬鹿にして自分が笑いを取るようになった。

その内たとえツッコミを始めましたが、臨機応変なやり取りから生まれるものではなく、用意したたとえを岩尾を叩き台にして披露する形式でした。それほどパターンも多くないので言ってることが10年同じだし、あれはツッコミではなく後藤の持ちギャグだったと思う。岩尾はボケではなく、後藤が笑いをとるための道具となってしまった。このやり方なら「ツッコミどころのある誰か」を用意してもらえば相手は誰でもよく、コンビの意味がない。でも岩尾は逆らうことなく、後藤が言いたいツッコミフレーズを出すためのフリのトークをしてあげていました。

 

上下関係を作って利用する

特徴に「人が『注目』する派手な仕事しかやらない。雑用や失敗しそうな仕事は弱者に押し付ける」とありますが、後藤も「俺の方が歳上だ!」と上の立場を強調し、仕事を押し付けるようになった。ラジオのお題に対するネタや冒頭のトークも、岩尾が「大変なんだからお前も少しは手伝って」とお願いしましたが、後藤は「お前みたいにすぐにイロイロ思いつくなら俺がボケをやったんだ!殺すぞ!!」とキレてやりませんでした。

イロモネアの仕事もやりたくなかったのか、後藤は背を向けてしまい、事前の打ち合わせすらやらなかったそうです。岩尾は一人でモノマネをやったり孤軍奮闘。後日話し合いの場を持とうとしますが無視をされ、ようやくラジオ番組中にその話題を切り出すと、後藤は「お前は大きな声を出して俺を呼んだのか?」と落ち着き払った態度で責め返しました。

普通の人間は苦手なことがあればお願いしてやってもらってありがとう、ですが、モラハラ男は自分が上の立場であることが一番重要なので感謝しないし謝らない。巧妙に論点をずらし、「俺にそうさせたお前が悪い」と相手に責任を押し付けます。(→「大きな声で俺を呼ばなかったお前が悪い!!!」

話は大きな声を出す練習をしろ!という説教にすり替わり、なぜか岩尾が叱られていました。後藤は番組中も腕組みで堂々とたたずみ、「ようやった!」と監督のようにねぎらい、自分を上の立場に見せていました。

 

ラジオのネタも、自分はやらないのに「もっと俺が笑うようなことを言え!」「やり直し!」など上から目線でダメ出し。ライブの準備も一人でやらされていると2003年の時点で岩尾ファンが怒っていました。ネタ作りすら一緒にやらなくなり、岩尾一人に作らせ、後藤は作家経由でダメ出ししたり、気に食わないと本番中に無言でとばしたそうです。大喜利などネタ系の仕事もやらなかったし、モノボケなども探すふりをしながらチラ見して岩尾がクリアするのを待っていました。

元々は自分の苦手を埋めるために岩尾とコンビを組んだはずです。でも後藤は自分を上に見せることに必死で、感謝するどころか、いつも威張っていました。

 

態度で拒絶し、要らないとアピール

だからようやくひな壇で結果を出した時、これで心の余裕ができてコンビのために頑張ってくれる!と楽しみにしていました。でも後藤は岩尾がいなくてもやっていける状況が見えた途端「二人で一人は終わった!」と言って更に威張りだし、絡みを拒絶するようになりました。中川家さんが「仲が悪すぎる!」とビックリして企画をやったのもこの頃です。(2010年。)

コンビで出演しても共演者とだけ会話をして存在を無視。久々のコンビ特番で嬉しそうにしていた岩尾を睨みつけながら「お前とでガッカリやわ!(内容もひどいものでした。)」「お前とは顔を合わせたくないから別のフロアに泊まってるんだ!」「お前になんか何の関心もない!」「奥さんはお茶を持ってくる役割があるけど相方は何のためにいるのかわからない」「お前になんか一つもいいところがない!」「お前なんかこの番組に必要ないんだ!」(※価値が無い、要らない、関心ない。自分が一番言われたくない言葉で攻撃する。)

岩尾は良い関係に戻りたいとめげずに頑張っていました。楽屋でも仕事でも無視されているのでトークの中で以前は喜んでくれた話をしてみたこともあります。後藤は薄ら笑いで無視しました。共演した時「バナナマンがうらやましい…」とポツンとつぶやいたことがあります。昔はあんな風に楽しくやっていました。後藤は空中の一点を見つめながら口角だけを吊り上げ、凄まじい薄ら笑いで無視をしました。

 

仕事の邪魔をする

後藤はツッコみません(無視)。変な間があいて岩尾も「えっ?!」という顔をしていたし、「お前のボケは0点だ!」と陰で吐き捨てることもあったそうです。お笑い好きの人たちの間で変だと話題になっていました。何を言っても笑いに変えてくれる、そういう安心感を与え、喋りやすくしてやるのがツッコミの仕事だろうと。

当時は笑いに厳しい人だと好意的に解釈しましたが、説明によると加害者はお前はダメだとほのめかすけどどこが悪いかは具体的に伝えない。話し合いも拒絶され被害者は問題を解決できない。何を言ったら無視されたり怒られるかわからない不安な状態に置いて、「喋れなくする」のが目的なのだそうです。

さっさと終わらせろと言わんばかりの不機嫌そうな「態度」で聞いた上で「お前みたいなもんが言うな!」の一言で終わらせたり、目も合わさずに「お前みたいなもんが言えることじゃないと思うんですけどねぇ~?」で終わらせたり、「ハイハイ、ハイ」と食い気味に相槌を打ち、馬鹿にしたように「もういいですかぁ~っ?」と言って終わらせたりします。

普通に話してるのに「さっさと喋れや!!」とイチャモンをつけて急き立てたり、「お前は声が悪いんだ!」と水をさしたり、岩尾が一言話すごとに揚げ足をとって話しづらくさせたり、話し始めた瞬間に「誰もお前になんか興味ないんだから喋るな!」と罵声を浴びせたこともあります。(「お前は必要とされていない人間」というメッセージを混ぜ込み、自信や意欲を失わせるのがモラハラ。メールを出した人は興味があるから質問してるのに。)

その後もネチネチ嫌味を言い、「仕方がないから喋ってもよい。」と許可を出して少しだけ喋らせ、途中で「もういい!」と言って話を打ち切らせていました。そんな目に遭いながらも岩尾は後藤がたとえツッコミを自慢するコーナーを「先生♪」と呼んで明るく盛り上げていましたが、後藤はイライラが収まらず、嫌がらせをして岩尾のコーナーを潰していました。

トークの邪魔をしたこともあります。「ダウンタウンDX」で最初に写真を出します。当然それにまつわるトークを用意しているはずです。なのに後藤は岩尾が話し始める直前に別の話をぶっこみ、仕事の邪魔をしました。トークも滑らせます。オチの部分で「そんなことよりお前気持ち悪いで」と冷たく吐き捨てて滑らせ笑いにしたり、アメトークにコンビで出た時もどうせまた邪魔するんだろうと思って見ていたら、話し始めた途端に馬鹿にしたように吹き出し、話の腰を折ってトークの邪魔をしていました。

 

モラハラのやり方は、猫がねずみをいたぶるようで、一見とるに足らない小さな嫌がらせの積み重ねです。しかし、それが毎日のようにチクチクと繰り返されたり、相手とのコミュニケーションで落胆(虚しさ)や苦悩を何度も味わわせられることで、自分の喜怒哀楽の感情が麻痺してしまい、抑うつ的で無気力なうつ病に近い状態にもなりやすくなるのです。

人間というのは一時的な悪意には耐えられますが、その悪意が日常的に、また繰り返し示されると、持ちこたえることができません。しかも、その悪意を示す人に対してやり返すことも、弁明することもできない状態であれば、最後には病気になってしまうのです。

 

邪魔になった人を失脚させることが目的

「自己愛性人格とターゲット」で調べると職場のモラハラ体験談がたくさん出てきます。

その人は、極端なまでに人から認められたい、賞賛されたいという欲求が肥大化している人、また私は特別であり、特別扱いされるべきだと強烈な信念を持ち、それらの思い込みや欲求を中心に生きているような人です。
人から良く思われたいという欲求が強烈で、それ故に表面的には人当たりがよく、魅力的に見える場合もよくあります。関わりを持つと最初のうちは、こんなにいい人は他にはいないと思える事さえあります。

(他人は観客。)

 

でも、自分が評価される(自己愛を満たす)ことにしか関心がなく、身近な人のことは自分が注目・賞賛を得るために利用できるか(道具)、邪魔になるか(敵)でしか見られない。上か下か、得か損かで態度が変わり、それまでどんなに世話になっていても邪魔になった途端不快な存在となり、無視や嫌がらせが始まります。

父親が無関心、母親が褒めちぎる両極端な家庭で育っていて、「周囲の関心を集め続け、良い子・スゴイ子と思われなければ見捨てられて死ぬ!」という幼少期の不安が原因とのこと。扁桃体は生存本能を司る器官なので注目の妨げになった人物への不快感を前頭葉=理性でコントロールできない。悪い・ダメと思われる状況への防衛心が異常に強く、非を認めない。ウソや言い訳がうまい。巧妙な根回しで自分の立場を守りながら失脚させる。結果的に同じセリフや行動パターンになるそうです。)


職場でターゲット(タゲ)になるのは何か能力があって加害者より目立ってしまい敵とみなされたか、苦手な仕事を押し付けるための一時的な道具(奴隷)として選ばれた後、邪魔になった人です。仕事はできるけどコミュ障で友達がいなくて言い返せない性格の人が多い。他に頼る人がいなければ言いなりにできるからです。

最初は優しくして大喜びさせ、おだてて仕事をさせますが、孤立させられ、「誰からも相手にされないお前と付き合ってやってるんだぞ」と上から目線でこきつかうようになる。(手っ取り早く自尊心を潰せるので、最初におだてたところを罵倒して終わるそうです。後藤も「天才だ!」「ボクはお前のことを可愛いと思ってるヨ!」「お前ののんびりしたところが好きなんだ!」とおだてていたのに、今では「お前のボケは0点だ!」「気持ち悪い!」「さっさとしろや!」です。)

淋しいターゲットは相手の態度に不安になりながら必死で尽くしますが、出世の邪魔になったり、新しい依存相手が見つかって利用価値がなくなった時、手柄だけ奪われ、悪評をばらまかれながら捨てられます。(良い人を捨てたら自分が「悪い人」になってしまうため。)

 

お前はダメだと言ってダメにする+ダメに見せる

天満はみんなの前で「お前はできん奴や!」と叱られ続けた。エレキグラムが売れなかったのは後藤のネタが原因でおそらく天満もできん奴ではなかったと思う。でもできん奴と言われ続けて本当にダメになってしまい(合同ライブで一緒にネタ作りをしていた岩尾に気持ちが行っていて、天満にはもう要らない、お前とでガッカリやわ!という「態度」だったと思う)、最後は後藤の顔も見られないぐらい追いつめられて辞めていった。後藤はネタを作れる岩尾と組んですぐに売れた。


今回はロンハーで弄られて東京の芸人さんと絡めるようになったことが転機になったと思う。岩尾は後藤と良いコンビになろうと頑張っていました。でもピンで売れたい後藤はその時々で出世につながりそうな得する人(上の立場や目立つ人気のある人)をおだてて全力で絡みに行くけど、身内は奴隷か一番の敵になってしまい、コンビで頑張る気持ちはありません。

かつては岩尾を「天才肌だ!」と持ち上げて相方の天満に吐き捨てたように、ザキヤマさんを「天才ですよ!」と持ち上げて岩尾には「お前になんか一つもいいところがない!」と吐き捨て、「尊敬する人はジュニアさんですよぉ~っ」とか、小藪さんには自分からコントを仕掛けに行くけど、岩尾には「お前は必要ないんだから裸になってあっちに行ってろ!」と吐き捨てます。

そのくせ、ブラマヨの二人が『漫才のような掛け合い』で売れ出した時は悔しがり、「僕は嫉妬で笑っていられなかった!なのに横を見たら岩尾はのん気に笑ってるんです!!」と吐き捨てていました。まるでボクはコンビのことを考えてるのに岩尾がのん気なせいで売れないような口ぶりですが、コンビの掛け合いを辞めたのは後藤自身です。吉田さんが「俺はコンビを大切にしない奴は評価しないよ」と助言してくれても『無視』でした。(※批判される危険を察知した時、先回りをして自分の立場を守るウソをつき、都合の悪い話は無視をする。)

 

いろんな芸人さんが二人を心配してくれたけど、後藤はその度に「ほんとは仲良し~♪」と言いながら手をつないだり、「僕はフットボールアワーは岩尾やと思ってるんです!」と言いながら抱きしめたり、インタビューがあれば「いつか漫才のような掛け合いをしてコンビでMCをやるのが僕の夢なんですっ!!」とその場しのぎのウソをつき、「批判」をかわし続けた。

言ってること(ウソ)は立派ですが、やってることは全く違う。岩尾がネタ番組で頑張ってる時は「二人で一人だ!ちゃんとコンビに還元しろ!」と威張ったくせに、「俺はひな壇で評価されたんだぞ!」と威張って自分はコンビに還元しない(二枚舌)。コンビ特番のチャンスをもらっても、後藤は岩尾の存在を無視して『一人で』仕切り、後藤特番にしてしまったし、街ロケに出ても一歩前を歩いて岩尾と顔も合わせない。

木曜バイキングの仕事も、本来ならコンビで仕切って他の曜日と勝ち負けを争うところですが、後藤の敵は自分の相方です。「ボク一人でもMCできるのに、岩尾がついてきちゃったんですっ!!」という態度で現れ、岩尾の存在を無視して『一人で』仕切った。(漫才のような掛け合いは…??)


元々は岩尾がアイドル好きの縁でイベントを仕切る営業の仕事をやりました。後藤は上の立場に立って人をいじる仕事が気に入ったのか「またあの仕事をやりたい!」とごきげんでしたが、それがテレビの仕事となった途端、岩尾を追い出し、ピンの仕事にしてしまった。

後藤は芸が苦手です。アイドルから「後藤さんも何かやってくださいよ~」と無茶ぶりされた時、一瞬死にそうな顔をしてやったのは人のネタです。だったらコンビで仕切ればいいのに、後藤はボケ方の実例を示す仕事だけを岩尾にやらせて、MCの仕事は独り占め。岩尾は口を挟むこともできず、アイドルの前で小馬鹿にされて評価を貶され、後藤は「コンビに還元する」どころか、アイドル番組のMCの仕事を『横取り』してしまった。


「ざっくりハイタッチ」という番組を見ていくと職場のハラスメントのやり口がよくわかると思う。過去の失敗談を次々持ち込んではゴミを見るような目で番組中に叱りつけたり、自分から率先して馬鹿にしたり、嫌がることを命令したり、「小籔さん、コイツ○○なんですよ!」と対人操作で先輩をけしかけたり、徐々に岩尾なんか粗末な扱いを受けて当然!という空気を作りあげてしまい、コンビでは一切喋らない。

「思想が強い!のくだりは3人いれば成立するから岩尾なんか要らないですよねぇ~っ!小藪さん!」と子供のような嫌がらせをしたり(岩尾なんか要らない、という関係を作り上げたのは後藤自身です)、散々いじり倒して笑い者にしてきたくせに、「コイツはプライドが高くてイジられるのが嫌いなんですよ!」とウソをついてまで評価を貶していました。

お前なんか番組に必要ないんだから裸になってあっちへ行ってろ!」と吐き捨てられ、岩尾は逆らうことも出来ず、みんなの前で裸になってうずくまっていました。(ただの虐待です。フットボールアワーは岩尾だと思ってるんですぅ!というウソは何処へ行ったのか。)そんな状態の岩尾がプライドの高い人間のわけがないのに、すごい剣幕で言い切れば周囲は信じてしまい、素直な小籔さんは岩尾がハゲをイジられるのを嫌がるドラマを作るなど、後藤のウソを補完していました。

(※対人操作。ネット上で叩かれていたのは小籔さんです。自分は「批判」されたくないので、失敗談ばかりを伝えて不快感を煽り、周囲の人間に攻撃させるそうです。)


「バイキング」が坂上忍+サブMCの形になってからも、後藤は肩でガードするかのように体ごと背けて坂上忍さんに向かって話しかけ、岩尾は格下!ボクは坂上さんクラスの大物アピールに必死です。岩尾はめげずに話しかけましたが、後藤は「オマエには関係ない!!」と冷たく吐き捨て、坂上忍さんとキャッキャと盛り上がり、「コイツは喋れへん!」とおなじみの悪口を言っていました。


岩尾と喋れへんのは後藤です。


ステージ上で「顔も見たくない!」と吐き捨て、体ごと背けて目も合わせない。コンビ特番の冒頭で「お前とでガッカリやわ!」と吐き捨て、嫌がらせをして不穏な空気を作って番組を潰す。仕事をやる気が無いのは後藤なのに、スタッフさんは注意するどころか岩尾を遠くへ引き離し、後藤を特別扱いして坂上忍さんを並べてあげていたし、コンビ売りを諦め、仮の相方を次々充てがっては後藤MCで番組を作るようになりました。

 


岩尾は落ちぶれ、後藤は二枚舌と脅威のゴネ得でピンのMCとして売れることに成功しました。


 

モラル・ハラスメントとは

モラハラは言葉の暴力ではなく、「私は上の立場の人間」「オマエ・コイツは格下の人間(馬鹿にされる対象)」だと相手や周囲の人に思わせることです。

後藤はロンドンハーツに呼ばれて以降、『ひな壇』の仕事が増えました。おどけて見せればプロの芸人さんが美味しくいじってくれて念願だったボケになることもできた。優位に立てる情報だけを大声で主張すれば後藤が頑張ってる印象だけが残ると思う。

でも後藤はネタ番組を乗り切るために、岩尾の能力を買ってコンビを組み、恩恵を受けたはずです。昔の後藤は「ダメ」な自分を見られることを恐れて引っ込み思案だったし、利用できる間は「二人で一人や!ずぅ~っと一緒やで!」とおだてていました。

 

モラル・ハラスメントの加害者が人を支配しようとするのには、自身の「魅力」を用いる。


岩尾もテンプレ通り友達のいない人でした。才能を認められ、自分を必要としてくれて本当に嬉しかったと思う。「後藤にはずっとかっこ良くおってほしいねん!!!」と言って、初めてできた大切なパートナーのために一生懸命働いていました。ネタを作ったことで恩に着せて「岩尾くんのおかげですと言え!」と威張ったこともないし、「アイツ、ネタ番組で腕組みして立ってて帰っていくだけなんですよぉ~っ!」と悪口を広めたりもしない。一言も責めず、黙って後藤の弱みをフォローした。

ツッコミなのにボケたがる後藤を立てて脇役になった。いつの間にか裏方仕事を押し付けられ、一人ぼっちでネタを作らされていても、「二人で一人!」というウソを信じてつくしてきたんだと思う。


なのに後藤は自分が売れた瞬間、「二人で一人は終わった!今後はそれぞれ自分の仕事を頑張ろう!!」と手のひらを返し、『一人で』MCの座に収まりました。コンビに還元してから威張るならわかります。どうして自分が売れたら二人で一人が終わったことになるのか意味がわかりません。


エレキグラムは後藤が天満をいじめているだけのコンビで全く売れず、後藤は「ダウンタウンみたいになりたい!」と口説いてコンビを組んだはずです。(※ダウンタウン=日本一売れているコンビの名前。)浜田さんと松本さんは子供の頃からの親友で、打ち合わせ無しの即興トークが面白かったから若くして成功したコンビです。トークをしなければダウンタウンになれませんが、モラハラ男はパートナーが何を言っても吐き捨てるだけでごく普通の会話も成立してません。


岩尾が友達と遊んだ話をすれば「お前なんかと遊んで何が楽しいんだ!
ジムへ行けば「お前なんかが痩せてどうなるんだ!
彼女ができれば「お前みたいなもんが付き合ってもらえるだけでも感謝しろ!
「奥さんを岩尾さんに紹介したんですか?」→「誰が岩尾なんかに!!
「ボクが抱っこした赤ちゃんが二重まぶたになったよ。いつか後藤くんの赤ちゃんも抱っこさせてね♪」→「誰がお前なんかに!!!!!!!!


マジメな岩尾は後藤が他の人に言った言葉に返事を返してみたり、ファンしか見ないような3分程度のyoutube動画でもコンビで笑いを取ろうと頑張り続けていましたが、「じゃあ、これからはボクが主導権を握ってみようかなっ♪」と明るくふった話題に後藤は「やってみろやァアアアアアアアアアアア!!!」と突如ぶち切れ、なぜキレられたかわからず、泣きそうな顔で固まってしまった岩尾に畳み掛けるように、「でぇきないやろがァアアアアア!こんんの下っ手くそがァァアア!!」と罵声を浴びせていました。(※自己愛憤怒。豊田真由子様の「ハゲェエー!!」と同じ。パートナー=黙って従うべき格下の人間が主導権を取るという言葉で頭に血がのぼったんだと思う。)

岩尾は怖かったのか喋らなくなり、後藤は「コイツは喋れへん!!」と弱らせた結果を広めて周り、周りの芸人さんもクズ呼ばわりして岩尾を罵りました。


昔の岩尾は物怖じせずに前へ出て前衛的なネタをやり、まだ怖がられていた浜田さんをいじって「放送室」で話題になっていました。若手時代を知る人が「すっかり牙を抜かれてしまった!」と嘆いていましたが、何を言っても「お前みたいなもんが言うな(=格下のお前に言う資格はない)!」と馬鹿にされ、「お前は興味を持たれてないんだから喋るな!」と馬鹿にされ、後藤の影響を受けた人からも「岩尾のくせに!」と馬鹿にされたら強気な発言をできなくなります。

岩尾は「ボクはもう必要とされてないんだから…」と後藤の言葉を受け入れ小さくなっていき、後藤は「コイツは引っ込み思案なんですよ!!」とみんなの前で岩尾を罵倒していました。(※マッチポンプ。)


実際は何もやってなくても、威張っていれば上の立場の人に見えるし、どんなに頑張っても存在を認められず、クズ呼ばわりされていたら本当にダメになります。弱ったところで「やる気がなくて困ってる」と悪評を広めて回ったり、喋れば「喋るな!」と怒鳴り、黙れば「喋れや!」と叱るなど、モラル(=説教)を装って陥れたり、言葉で劣ったイメージを植え付けて、ダメ人間に仕立て上げて行くのがモラル・ハラスメントです。


後藤は「ボクはファンに愛想がいいけど、岩尾さんは愛想が悪いんですよぉお~っ?」と何度も何度も言っていました。確かに愛嬌振りまくタイプではないけど、ファンしか見聴きしないラジオや営業で毎回新ネタを用意してファンを楽しませてくれたのは岩尾です。後藤は日本中の注目を集められるテレビの仕事は横取り・独り占めで愛嬌を振りまきますが、ローカルでは手を抜く人だと後輩から指摘されていたし、営業などの直接的な利益(出世や金)が得られない格下の仕事は岩尾に喋らせて知らん顔しています。でも、「ファンのみんなが笑顔になってくれるのがボクの一番の喜びなんです~っ!!」と言えば後藤がファン思いの良い人で、「もっと愛想よくしろよ!」と叱れば、岩尾がダメな人に見えると思う。(自分アゲ、相手サゲの印象操作。)


トークも面白いコンビエピソードなど一つもなく、自分を上に、岩尾を下に見せる同じ話を一方的に繰り返すだけです。10年前にしてやったことを恩に着せて「後藤くんのおかげです」と言わせる。(自分アゲ)10年前の失敗談を蒸し返して何度も責める。(相手サゲ)「岩尾さんは口の端によくごはん粒がついてるんですよぉ~っ?」「岩尾さんは食べ物の好き嫌いをするんですよぉ~っ!」「岩尾さんは友達いないんですよぉ~っ!」「打ち合わせをしようと思ったらコイツはいつもトイレに行ってるんですよぉ~っ!!」(いつも???)「岩尾は顔も悪いし性格も悪いんですよぉ~っ!まさしくっ!ブスのリバーシブルですよっ!!!」(※お前には何の価値もないをたとえたもの。)


6/8のバイキングでも、後藤は「ボクの方が見た目で怖いと思われがちですけど、実は岩尾さんの方がキレやすい人間なんですよぉ~っ!!」とニュースを叩き台に意気揚々とウソの悪口を言っていました。岩尾が少しでも思い通りにならないと奇声を発しながらキレて泣かせるのが後藤で、岩尾はみんなの前でクズ呼ばわりされても怯えてしまい、黙っています。見た目どおりキレやすいのが後藤ですが、逆らうことのできない岩尾はその時も引きつった笑いを浮かべて固まっていました。(怒りっぽいと噂を流してから、挑発を続けて怒らせ、「ほーら!怒りっぽい!」とやるのがモラハラです。)


「何で岩尾は落ちぶれたんだ…?」と言われていましたが、後藤がこういう嫌がらせとネガティブキャンペーンに全てのエネルギーを注ぎ、『コンビで』仕事をする気がないからです。


岩尾は頭も良いし、対等の関係を築ける普通の人間と出会えていたら、(ダウンタウンにはなれなくても)『二人で』仕切って、『二人で』笑いを取って、普通にコンビで売れたと思う。でもピンで売れたい後藤は、岩尾に頭を下げさせて「ハゲとるだけやないかー!」「ハゲとるだけやないかー!」と叫びながら殴りつけるだけで、それ以外のやり取りを許しません。

こんなコンビ売れるわけがありませんが、後藤は周囲にも「岩尾なんかハゲてることを笑い者にされる役割のくせに、行列MCのオレ様に対等の口をきいて、コンビの掛け合いで笑いを取ろうとするんですよぉ~っ!岩尾のくせに生意気ですよね~?!怒ってやってくださいよぉ~っ!!」という空気を作り上げてしまっているし、パートナーの容姿や言動を笑いものにすることを芸だと正当化してしまっているので岩尾は逆らうことができません。


モラハラをする人(自己愛性人格の人)は、注目され、スゴイと言われ、地位や権力を得て特別扱いされたい欲求がすさまじく、出世につながりそうな相手には愛想が良いし、(岩尾にもM-1優勝まではVIP待遇でした。)自分を大きく見せることがうまいです。「ボクはさんまさんに似てる!」と言い切れば、素直な吉本は言われたとおり「未来の明石家さんま!次世代ナンバーワンMC!」と鳴り物入りでMCデビューさせてくれました。(※明石家さんま=日本一売れているピンのMCの名前。ダウンタウンは何処へ行ったのか?)コンビ特番で不機嫌さをまき散らせば、淳さんやりんご姉さんをあてがって特番を作ってくれ、今ではヒロミさんとダブルMCで後輩たちに芸をやらせて一段上から仕切る立場です。「ボクは人の上に立つ特別な存在だ!」と言い切れば、特別な存在にふさわしい仕事や新しい相方を周囲が与えてくれます。


一方、ターゲットは騙され、利用された挙句、社会的評価を貶され失脚します。本来なら岩尾の方が後輩の芸にワーとかギャーとか言える立場ですが、後藤は後輩たちの前で吐きそうなぐらい叱りつけたり、先輩たちと一緒に小馬鹿にすることで「岩尾のくせにwwwww」という空気を作り上げてしまったし(=相手サゲ)、スタッフさんも自称明石家さんまを特別扱いし、岩尾がトークを滑らされていても笑いながら見ていて注意もしません。

 

堂々と振舞えば言ってることは正しく優秀な人に見えるし、いつも叱られ馬鹿にされている人を見たら、周りも軽んじたり一緒になって馬鹿にするようになります。こういうのが学校イジメや、職場タイプのハラスメントです。


『コンビ』格差という表現はおかしくて、二人で売れようという気持ちが双方になければコンビの関係は成立しません。後藤は岩尾だけスタジオに呼ばれ、一人で青森に営業へ行かされたり、先輩から「知名度がバランと同じだww」とからかわれていた頃、「いつか落ちぶれた岩尾を笑い者にする!」と宣言し、コンビの掛け合いを辞めた(=ツッコミの仕事を辞めた)人です。後輩たちを集めてピンのMCになる練習を始めたのも同じ2006年です。ピンのMCになること、相方が落ちぶれることを望んでいる時点でコンビの関係は破綻しています。


ピンの仕事を増やした後藤は、「ボクばっかり仕事やってますけどぉおおおおおお~~~~っっ??」と自分の相方に向かって勝利の雄叫びを上げ、自分がMCの仕事と結婚が決まり、岩尾が彼女にフラれてコンビ格差報道があった時も、引くぐらい異常なはしゃぎ方でした。

番組企画で知名度チェックがあった時も、他のコンビは相方の知名度が上がったことを共に喜び合っていたのに(※共感)、後藤だけが"のんちゃん"と呼んだ女優に「あだ名はノーカウントだ!」と騒ぎたて、岩尾の名前が出ないとほくそ笑み、満足気にウンウン頷いていました。 (※人の不幸を喜ぶ反共感。


コンビに還元するどころか、オレ様がお前をバーターに使ってやるという支配関係に持ち込んだ後藤は、岩尾の口から「ボクはひな壇で評価されなかったから落ちぶれました」的な事を言わせたり、後輩たちの前でピストルで撃ったり、命令してみんなの前で月収を発表させたり、命令して貯金の額を言わせたり、自分の番組のひな壇の最後列の一番端っこや、ひな壇でもない変な席に晒し者にするように岩尾を置いたり、「予算が足りなくてお前の席はないからそこへ立ってろ!!」と嫌がらせをしていました。

それでも気が収まらないのか、後藤は横取り番組でアイドルを巻き込んで岩尾の悪口を言ったり、「そう言えばぁ~、岩尾さんのサインは50円なのに落札されなかったんですよぉ~っ?」と2ヶ月に1回のペースで馬鹿したり、(そう言えばじゃねーよ。)DAIGOさんとの番組で「岩尾さんはツイッターのフォロワー数が少ないんですよぉお~っ?」と馬鹿にしたり、(相方が関心を持たれないことに異常な喜びを見せるふんぞり生ゴミ後藤輝基。)ヒロミさんとの番組で、バラン時代の話をした上で後輩たちを煽りたて、「岩尾も大阪も捨ててやったんやぁああ~~~~www!!!」と岩尾と、大阪を馬鹿にしていました。

 

いっぽう被害者のほうは、言葉の攻撃に対してそれほど反応を示さないことも多い。被害者はもともと他人を許す傾向にありますし、加害者の言葉にそれほどの悪意がこめられているとは、少なくとも最初のうちは気がつかないからです。

加害者の暴力をはっきり認めるようになると、被害者はショックを感じます。それまで、被害者は加害者をそれほど警戒していませんでした。それどころか、相手を信頼しすぎていたきらいさえあります。


これまで相手に操られていたのだと気づくと、被害者はまず騙されたと感じる。ちょうど詐欺の被害にあった時のようなものだ。騙されて、馬鹿にされ、利用されたと感じるのだ。そうして、相手の思いどおりに行動してきたことを恥ずかしく思う。なにしろ、相手のためによかれと思って尽くしたことで、かえって暴力をふるわれることになってしまったのだ。

 

フットボールアワーのコンビ格差とモラハラについて

フットボールアワーのコンビ格差(上下関係)は後藤輝基の意図的なものです。


改めて書きますが、モラ男が優しいのは最初の3年だけで、後藤もM-1優勝した途端に態度が豹変し、「ドアも開けられなかったお前をオレが拾ってやったんだ!後藤くんのおかげですと言え!(=自分アゲ)」「もっと感謝して差し入れしたりプレゼントを贈ろうという気になれないのかぁ?!お前は無関心で人を愛せない冷たい人間だな(=相手サゲ)!!」と威張りだしました。ペコペコさせれば岩尾が格下の人に見えると思うけど、この時、ネタ作りに孤軍奮闘していたのは岩尾で、後藤は働きもせずにオレ様が偉いとふんぞり返っていただけです。

後輩の芸をいじって偉そうにしていますが、大喜利ではフリップに書いたり消したりを繰り返すだけで答えを出さなかったし、ネタ番組では、『岩尾に芸をやらせて』ダメ出しするか、パンパン笑っているだけでした。

営業へ行ったら『二人のやり取りで』笑いを取るのがコンビの仕事なのに、後藤は岩尾にトークをさせて「ほうほうそれで!!」「ほうほうそれで!!」とほうほう相槌をうつだけだったし、

「スタジオで楽できると思って芸人になったのに、夏は暑いし冬は寒い!!」と文句を言ってロケ仕事も嫌がりました。「一人でねぶたに行かされた話」を繰り返せば岩尾のせいで不遇な日々を送ったように聞こえるけど、実際は岩尾をロケに行かせて『苦手なことをやらせて』パンパン笑いながら見ていた回数の方が圧倒的に多いし、二人でロケに行っても、『嫌がることをやらせて』パンパン笑いながら見ていただけです。(※スカイダイビングをさせる、海へ突き落とす、つり橋を揺らして泣かせて笑うなど。)


今更言っても遅いけど、普通のコンビはボケがボケて、ツッコミがツッコんで、『二人のやり取り』で笑いをとりながら営業やロケや番組を進行しています。後藤は進行だけを『一人で』やりたがり、「ネタを作れ、芸をやれ、トークをしろ、ロケへ行け」と命令して岩尾を働かせていました。コンビなら『二人で』芸をやって、『二人で』後輩を仕切らないとおかしいのに、後藤は岩尾と後輩に芸をやらせて『一人で』パンパン笑い、岩尾とアイドルに芸をやらせて『一人で』パンパン笑い、後輩に芸をやらせて『先輩芸人と』パンパン笑い、岩尾をロケに行かせて『仮の相方と』パンパン笑うポジションに収まりました。


『格差』というより、後藤は最初から上の立場の人で、岩尾に何かをやらせて笑いながら見ていただけで仕事をしていないし、人の容姿や言動をいじって笑いものにすることをツッコミと言っているだけで相方がボケたらツッコむ仕事も全くやってません。やたら堂々としてるから上の立場の人に見えると思うけど、仕事をしていたのは下請け労働者の岩尾で、実質、後藤は岩尾にネタを作らせ、芸をやらせて、ツッコミの仕事をサボっただけで、やるべき仕事を何一つやってないんです。

※ヒロミさん(上の立場の人)とダブルMCで、後輩(下の立場)に芸をやらせてダメ出ししてパンパン笑ってればできるアニキみたいだけど、実際に芸をやっていたのは岩尾(=下の立場の人)で、後藤はダメ出ししたりパンパン笑っていただけです。


おかしいのは、岩尾に作らせたネタをやり、岩尾に芸をやらせてパンパン笑い、岩尾にトークをさせてホウホウ言い、岩尾をロケに行かせてパンパン笑っていた後藤が、「二人で一人は終わった」と言って岩尾を捨て、スタッフさんに作らせた番組を一人で進行し、後輩に芸をやらせてパンパン笑い、ゲストにトークをさせてホウホウ言い、家事えもんのロケを見ながらパンパン笑い、岩尾に向かって「オレ様の勝ちだ!!」と勝利宣言をしていることです。


「二人で一人」と言われて頑張ってきた岩尾は、役割がないから要らないとクビを言い渡され、ボケても無視され、話題を振っても吐き捨てられ、頑張りようがなく疲れ果てたところへ「もっと頑張れよ!!」と罵倒され、みんなの前で「ハゲとるだけやないかー!!(ボカッ!)」「ハゲとるだけやないかー!!(ボカッ!)」と殴られ続けています。

「ブス、ハゲ、相方嫌い」をネタに『二人のやり取り』で笑いを取って売れているコンビもいますが、後藤がやってることは違います。新しい相方と楽しく仕事をしながら、邪魔になった本妻の岩尾を「ブサイクのくせに!」「ハゲとるだけやないか!」「お前みたいなもんが!」と、『一方的に馬鹿にして笑いものにしている』だけです。


モラハラの目的は、「1.利用した後、評価をおとして自分だけ出世すること」「2.自分より注目・賞賛を得ていた相手が誰からも関心を持たれず、馬鹿にされ一人ぼっちになるよう陥れること」「3.誰からも相手にされないダメ人間のお前はオレ様の命令に黙って従い、黙って暴言に耐えろ、という支配関係に持っていくこと」で、負のループです。ピンのMCになりたい後藤にとって、岩尾は、1.ネタ番組を乗り切るための一時的な道具で(用済み)、2.自分より目立つことを許さない一番の敵で、3.何を言ってもやってもかまわないサンドバッグ役で、最初から相方だと思ってないからです。


後藤は自分さえ売れればいいし、吉本もそれらしくふるまえれば誰でもいいのかもしれないけど、大好きな後藤くんのために「1.つくし、」「2.譲り、」「3.傷つけられても」良い関係を築こうとあがき続けてすべてを失った岩尾に、何とかして負のループから逃げ出してほしいと思って書きました。